海外旅行に行くと、日本人の多くが戸惑うのが、
”チップ” ではないでしょうか?
飲食店でもホテルでも、
どんな場合にどのくらいのチップを払うべきか、
なかなか難しいですよね。
もっとも、日本というチップ文化のない国で、
暮らしている日本人である以上、そのような戸惑いは、
仕方がないことかもしれません。
そして、実はカジノでもチップを払う場面があるのです。
もちろん、チップですから、”強制” というわけではありませんが、
ある程度勝ったテーブルから離れる時には、
テーブルのディーラーにチップを支払うのがマナーとなっています。
アメリカやヨーロッパのカジノでは、
ディーラーにチップを払うというのは、ごく普通のことですし、
ゲームによってチップを払う場面というのも、異なっていたりします。
たとえば、ブラックジャックをプレイして、
ブラックジャック(21)で勝利した場合、
親であるディーラーもブラックジャックでない限り、
チップを払うのが慣例になっていたりします。
また、ヨーロッパのカジノでは、
ルーレットで36倍の配当が付いた場合、
手にした配当金の36分の1をディーラーに、
チップとして渡すのが、慣例となっています。
さらに、ディーラーだけでなく、
カジノ内でドリンクの注文を取りに来る、
”カクテルガール” にも、1ドル程度の、
チップを渡すようにしましょう。
特にアメリカはチップ社会であり、
働いている人の多くは、給料以上に、
チップに頼っているという社会ですので、
不慣れとは思いますが、彼/彼女らには、
しっかりとチップを渡してあげましょう。
(チップで生活が成り立つので、元々の給料がかなり安いです)
もっとも、カジノで気持ちが大きくなりすぎて、
過剰にチップを渡すような真似はしないよう、気を付けてくださいね。